イタリア債務危機と日本国債

イタリア債務危機 日本国債

イタリア債務危機と日本国債

ヨーロッパではギリシャのディフォルトが一旦回避されたと思ったら、今度はイタリアの国債利回りが危険水域の7%を上回り、事実上IMFの管理下に置かれたようです。

 

イタリアの公的債務は日本円で200兆円ですが、コレは世界第4位に相当します。
公的債務世界第1位はご存知の通り日本の1000兆円弱ですが、なぜ日本の国債が買われて安定しているのか多くの方は「対外債務」、つまり、外国に対しての借金が少ないからだと思っているようですが、以外にもイタリアの対外債務もそんなに多くないようなのです。

 

では、何故イタリア国債は暴落したのでしょうか?
どうやらギリシャ危機に端を発するユーロ危機が表面化して投機筋の標的にあったようなのです。

 

そこで不思議に思っているのが何故、日本国債が暴落しないのかということです。
日本国債が暴落しないのはそのようなシステムが出来上がっているのです。

 

つまり、国によって徹底的に管理されているからなのです。
郵貯や大手銀行に預けている私たちの預金が国債を買い支えていることになり、間接的には私たちが日本国政府にお金を貸しているのです。

 

このようなシステムがいつまででも続くとは考えられず、いずれ転換点がくるのでしょうが、その時には手遅れになっている可能性が強いそうです。
現在日本国債の利払いは2009年度ですでに約10兆円に達しています。

 

税収が40兆円しかないのに利払いだけで10兆円になっているのです。仮に今後景気がよくなり税収が50兆円になっても、景気がよくなれば金利も上がるので利払いも膨れ上がるそうです。

 

公的債務が1000兆円で、仮にバブル期のように景気がよくなり金利5%に騰がると1000兆円に対する金利も3%くらいに跳ね上がると試算されています。

 

つまり景気がよくなっても税収の半分以上が利払いに充てられることになるのです。
このようなことから、金融資産をすべて円で運用しているのは危険であることが理解できます。


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